はじめまして、院長の江口考明と申します。
研修医時代のある経験から膵臓・胆道、胃や大腸の内視鏡を専門とした消化器内科・総合診療医としてこれまで総合病院で治療に邁進してまいりました。
発見された時には予後が厳しいことが多い膵臓・胆道がんは消化器疾患の中でも特につらく厳しい治療になることが多く、日常生活における疾患予防の視点と早期発見がいかに大切であるかを考える日々でした。
患者様と共に立ち向かうつらい治療は、体調の良い日もあれば苦しみの日々もあります。治療が良い結果だった時、どうしようもない状況で無理だと思っていたことが出来た時、患者様のあふれるような笑顔がみられることがあります。私はその笑顔に触れた時、言いようのない幸福な気持ちを患者様からいただいていると気づき、私の医師としての使命は患者様の笑顔を護ることだと感じるようになりました。そして患者様の背景、人生観や価値観を理解することが大切であると考え、患者様の日常から関われる在宅医療も同時に学んでまいりました。
医療は患者様と医療者がともにあることから始まります。
これまでの経験上、患者様・ご家族様と多種の医療者で力を合わせれば、たとえどんな状況であったとしても、できることの可能性や選択の幅は増えると考えます。
当院は幅広い専門性や経験を重ねたスタッフがチーム一丸となり、皆様の一生のパートナーとして支えていけるよう、生活における様々な視点でご相談していただける環境をこれから作ってまいります。
皆様の元気と笑顔を護れるようスタッフ一同で尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
採血・検尿(即日結果対応)、検便、レントゲン(AI搭載画像診断)やエコーといった画像検査などはもちろんのこと、内視鏡を用いた病気の早期発見・予防を行います。
内視鏡専門医として年間2000件以上の内視鏡検査を行ってまいりましたが、当院では胃カメラ・大腸カメラに加え、EUS(超音波内視鏡)を用いた膵がん予防を行います。EUSは膵がん発見率が最も高く、CTやMRIといった他の検査では見落とされがちな小さな膵がんを早期発見し、治療に繋げることが可能です。
私は2013年に発足した大阪市北部早期膵がんプロジェクトの立ち上げメンバーとして他院と連携し、これまでEUSを用いた膵がんの早期発見に尽力し、膵臓・胆道疾患を主に多くの知見や研究結果を学会で発表してまいりました。その専門性と経験を活かし、胃カメラと同等の短時間で検査を行い、地域の皆様の膵がん早期発見に努めたいと考えております。特に内視鏡検査を受けるにあたり、不安に思う方もいらっしゃると思います。そのような方にも安心して苦痛なく内視鏡検査を受けていただけるような空間を作ってお待ちしております。
また病院との連携を強化し、必要な検査や治療を円滑に行えるよう
体制を整えております。
皆様も腸内環境の重要さを最近よく耳にするようになったかもしれませんが、2014年より便秘診療の研究にも力を入れ、全国で講演を行ってまいりました。たかが便秘、されど便秘です。腸内環境を整えることは予防医療にも繋がります。
便秘でお困りの方に気兼ねなく相談していただけるような診療にも力を入れていきたいと考えております。
病院での膵癌・胆道癌診療のかたわら、並行して在宅診療も10年間やってまいりました。それは、病院だけでは本当の患者様の姿は見れていない、家庭の中に病気に対する日々の苦しみや喜びがある事に気づき、本来の患者様に寄り添う診療を行いたいと思い始めたのがきっかけです。当クリニックは認定看護師を含め多職種みんなで、安心して自宅で笑顔いっぱいに過ごせるようサポートさせていただきます。
解像度の高い胃カメラ・大腸カメラを採用しており、先進の内視鏡システムで早期の微小な病変も見落としが無く発見できます。
胃・食道・大腸の内視鏡検査中に、AIがリアルタイムで画像を解析。検査中にモニターに映し出される内視鏡映像に、「がんの疑いがある部分を表示」することで医師の診断を支えます。
エコー、CTやMRIでは発見困難な小さな膵がんを早期発見し治療に繋げることが可能。鎮痛薬と麻酔で苦痛も少なく、検査時間も約10分程度でできます。
採血・検尿検査の装置です。健診で異常を指摘された項目や生活習慣病の採血結果を1時間程度でお伝えできます。再来院が必要なく検査が可能となっております。
胸部レントゲン画像から肺結節・浸潤影・無気肺・間質性陰影候補を検出し、医師の画像診断を助けます。過去の画像と比較して新たに検出された異常陰影を指摘します。
腹部に超音波をあて、肝臓・胆嚢・腎臓・膀胱・前立腺・血管などを観察します。頚部の血管内にある血栓の有無をチェックし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが分かります。
心電計、聴力検査、視力検査も取り揃えており、一般検診や雇用前健診を行えます。
当院は、以下の指定医療機関になります。
医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。
診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
当クリニックでは情報通信機器を用いた診療(オンラインでの診療)の初診患者さん(初めての診察や長らく間隔が空いた方)に対して向精神薬の処方はいたしません。
当院では再診患者様に対して時間外対応加算を算定しております。
・診療時間外には留守番電話で対応、翌診療日に対応させていただいております。 このような取り組みから、再診時に「時間外対応加算 3(3 点)」を算定させていただきます。 時間外対応加算の時間外とありますが、これは時間外のクリニックの体制に関する加算で あり、再診料を算定するすべての患者様が対象であり、日中の診療時間中に受診した場合に も算定するものです。
当院では医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書 の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
当院はマイナンバーカード保険証の利用や問診票を通じて、患者様の診療情報を取得活用 することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報・システム基盤整備 体制充実加算の算定医療機関)です。
厚生労働省の診療規定に伴い、一部時間帯の診療における加算が設定されております。 受診する以下の場合に診察料 (初診料または再診料 )に 50 点が加算されます。
・平日の 18 時以降に来院、受診したとき。
・土曜日の 12 時以降に来院、受診したとき
・日曜日及び祝日の終日に来院、受診したとき。
予約診療を受けられる方につきましても、上記時間の該当時間の診察は、同様に加算されま す。
通院が困難な患者に対し、計画的な医学管理の下で定期的な訪問診療を行っております。
大腸内視鏡による大腸ポリープの切除をより安全に行えるよう、短期滞在手術等基本料 1 の 施設基準を取得いたしました。 この施設基準は、大腸ポリープ切除術などの日帰り手術において、適切な人員配置・施設や 医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保をしていることが要件 となります。
令和6年 10 月 2 日から大腸ポリープ切除術などの日帰り手術を施行した際に基本料金の加 算が適用となります。(内視鏡検査のみの場合は、加算はございません。)
当院では、初診の方でもWeb予約と電話予約が可能です。できるだけお待ちいただく時間を少なくすることや混雑による感染予防対策のため、受診の際はWEB予約をお勧めしております。
発熱のある方は待合がかわりますので、事前に電話でのご連絡をお願いいたします。